039042
塚本美弥子(昭和39年卒)
日本画 俳画「霜柱」
霜柱踏んでこの世に籍を置く

この辺りでは霜柱は踏んでもサクサク音はしないが、伊豆の方では火山灰の積もった大地のためか、黒い土にキラキラと霜柱。三〜五センチ位一面に出来ており、思わず子供に帰ったように踏んだ。その時出来た句です。
まさに生きている。この世に籍を置くという表現は少々オーバーでしたが、早朝でしたし、実感した。絵は、遊び心で時期の物を書きました。







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